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対面とオンラインの併用で内定者フォロー!謎解き宝探しオンライン活用事例:たんぽぽ薬局株式会社様

たつみまや
2024年11月26日

たんぽぽ薬局株式会社様に、2020年より内定者懇親会のコンテンツとして弊社の「謎解き宝探しオンライン」を導入していただいております。
本記事では、たんぽぽ薬局株式会社の人事ご担当者様にインタビューをした内容をご紹介いたします。
オンラインでの内定者フォローや新入社員研修など、社内レクや研修を計画する際にお役に立てれば幸いです。

●導入企業様:
たんぽぽ薬局株式会社様

●実施プログラム:
謎解き宝探しオンライン

●オンライン環境:
zoom

●企画・運営:
株式会社アソビズ

イベントの概要

 たんぽぽ薬局株式会社様では毎年、内定者同士のコミュニケーションを促進するため、対面での食事会やグループワークなど複数回にわたる内定者フォローイベントを開催しています。加えて、オンラインのフォローイベントも実施することで「学生の移動負担を軽減しつつ接触機会を増やし、内定者同士のコミュニケーションをより深める」効果を得ています。 そのオンライン内定者フォローイベントの一環として2020年より株式会社アソビズの「謎解き宝探しオンライン」を導入いただいております。

 2024年10月の内定式では約90名の内定者がオンラインで集まり、懇親を深めました。今回は、同社の人事部採用課 小川様、加納様、平良様にお話を伺い、導入の背景やその効果について詳しくお聞きしました。

▲たんぽぽ薬局株式会社の加納様・小川様・平良様(画像左から)

インタビュー内容

【1】まず初めに、 内定者懇親会について概要をお聞かせください。

小川様:内定者にとって、懇親会はただのイベントではなくチームビルディングの場でもあります。またしっかり皆で集合して交流することで、「内定者として来年から社会人になる」という意識を持ってもらうことが目的です。

加納様:(2019年までは)内定式後の懇親会では他社様のカードゲーム形式のコミュニケーションワークを行っていましたが、コロナ禍以降、対面での内定式や懇親会が難しくなり、新しい形を模索していました。

小川様:初めはオンラインで手探りでやっていたところもありますが、少しずつ対面に戻ってきた今でもウェブでできることも多いため内定式はウェブで行っています。一方、夏休みなど内定者の方が遠方からでも学校を休まずに集合できるタイミングは対面で行い、対面とオンラインの利点をそれぞれ活かしています。

【2】2020年から毎年導入していただいておりますが、最初にこのコンテンツを選んだ理由はなんですか?

小川様:オンラインで何か面白いものがないかと探していた時に、『謎解き宝探しオンライン』の話を聞き、試してみることにしました。オンラインでできるコミュニケーションゲームは他にも数社比較検討したのですが、できる一部の人が一方的に進めて終わるものではなく、相互で情報を出し合って進めて足並みを揃える形式であったことが選定の理由です。相互で交流するという目的に合致していました。また、予算にも収まる形だったのでそこもよかったです。

【3】ありがとうございます。では継続して選んでいただいている理由もお聞かせください。

小川様:より良いイベントにしていきたい思いがあるので、毎年企画段階からもっといいものがないのかなと探しているのですが、重視するポイントの”相互交流”と費用対効果の高さでアソビズさんにお願いしています。
今年の夏はアソビズさんの対面イベント「謎解き宝探しフィールド」も検討しましたが、熱中症の懸念もあり断念しました。

【4】内定者フォローの年間計画と、その中での謎解き宝探しオンラインの位置付けについて教えてください。

加納様:フォローイベントは、内定者全員で行うものと職種ごとに行うものがあります。薬剤師職は春に食事会を行いました。そこでは話題づくりに簡単なミニゲームのような催しも用意しました。
今年の夏は、内定者全員参加のイベントとして非日常をともに経験するというコンセプトで対面の懇親会を実施しました(昨年は8月に謎解き宝探しオンラインを実施)。秋は今回のウェブ内定式です。薬剤師職は国家試験があるので冬のイベントは行っていません。

平良様:医療事務職は、夏前に食事会を行いました。あとは例年入社が近づいてくる冬に対面イベントを実施していました。今年も入社前の時期にもう一度イベントをしようと企画中です。

加納様:謎解きの位置付けは、食事会よりもより深い交流ができるイベントとなっています。内定者同士がイベントに参加して、「このメンバーが同期なら楽しみだな」とか「国家試験の勉強大変だけど一緒に頑張ろう」と志望度をあげる場になっています。

▲懇親会の様子

【5】内定者同士の交流にフォーカスされていますが、チーム分けについて工夫した点はありますか?

平良様:まず、職種ごとにチームを分けて実施いたしました。医療事務職の中でも地域など入社後に関わりの近い人を固めるようにしました。ただし出身校は分けるように意識しました。

加納様:薬剤師職は、春の食事会のメンバーと被らないように意識していました。また勤務地も考慮に入れて関わりの近い人を同じチームにしています。

【6】今回の謎解き宝探しオンラインを実施した後の内定者の反応はいかがでしたか?

平良様:イベント終了後にお礼メールをいただいた内定者の方からは謎解きの評判がよかったです。初めて謎解きオンラインに参加した、楽しかった、チームメンバーとの親睦が深められてよかった、などの好意的な声が寄せられています。

加納様:今の1年目の社員が昨年の内定者ですが、他のイベントと比べても「謎解き宝探しオンライン」が圧倒的に仲が深まったと実感しています。イベント参加から半年以上経った入社式の研修のときも、「謎解き一緒だったね」と話が出てくるほど記憶に残るイベントのようです。また数年経ち勤務地がばらばらである今でもこの謎解きでチームだった子同士で仲良くしているという話もあり、息の長い関係構築ができているのが印象的です。

【7】謎解き宝探しオンラインを通じ、チームビルディングや内定者フォローの観点で、どのような成果を感じていますか?

加納様:誰一人として孤立することなく、みんなが積極的に参加しているのが印象的でした。内定者同士の会話が自然と生まれ、「このメンバーで働くのが楽しみ」という声もありました。特に、国家試験を控えた薬剤師職の内定者にとっては、仲間同士の励まし合いがモチベーションとなっています。

【8】他のイベント施策と比べて、「謎解き宝探しオンライン」の特に良かった点は何だと思われますか?

加納様:全員が発言しないといけない仕組みです。話すことが必須で、協力を生み出すのが強みだなと思います。またイベントごとは急な欠席者が出ることもあるものですが、チーム変更などのイレギュラーに臨機応変に対応していただけるのも心強いポイントです。

【9】他の企業様にもおすすめできる点や、実施する際のアドバイスがあればぜひお聞かせください。

加納様:アソビズさんからのフィードバックがあるのが便利です。事後報告会や、報告書の提出を通じて人事サイドで控えられなかった参加者の様子などがよく理解できます。
弊社ではリクルーター制度を導入しているのですが、報告書の中の「◯◯さんが場をうまく回していた」といった内定者の個性をリクルーターに共有できているので、本人同士の交流だけでなく教育担当が個を知るきっかけにもおすすめです。
実施する際には、謎解き開始前にグループ分けして簡単な交流を設けると自己紹介がしっかりできて参加者同士のつながりが深まって、より効果的な時間にすることができると思います。

インタビューは以上です。ありがとうございました。
最後に実際に謎解きに参加した内定者の声やイベントの構成をご紹介いたします。

参加者の声とイベントの流れ

▼感想(一部抜粋)
・チームで協力してコミュニケーションを取ることができて楽しかった
・それぞれの持っている知識や情報を教え合って解決する力が培われた
・協力して伝えようとすることができたと思います
・最初は緊張しましたが、徐々に話せるようになり、楽しかったです。
・人それぞれ得意不得意が異なるため、チーム一丸となって頑張ることができました。
・初対面の方々とチームを組み、協力し合うことがこれからもあると思うのですが、その練習や能力を伸ばす実習もこのイベントで楽しみながら取り組めて非常に充実した時間になりました。

▼オンライン内定者懇親会の流れ

終わりに

「謎解き宝探しオンライン」は、内定者同士の親睦を深める効果が高く、特に遠隔地から参加する内定者の方にも好評です。今期・来期の内定者研修やフォローイベントを考えている企業様には、ぜひご相談ください。

・オンライン、ハイブリッドでの内定者フォローイベントに
・同期同士のコミュニケーション向上に
・参加者同士の相互理解に

謎解き宝探しのご活用に関する詳細の資料はこちらからダウンロードいただけます。

この記事を書いた人

たつみまや

株式会社アソビズ CEO。1991年生まれ。2020年より「組織にアソビゴコロを。」をモットーにBtoBで謎解きイベントを提供している。新卒で経験した老舗メーカーでの営業から、地方創生ビジネスに興味を持ち、横浜のベンチャー「DAS株式会社」にジョイン。観光促進の観点から謎解きイベントのディレクションに従事した。2020年には謎解きイベントの関係性構築に注目し、教育・組織づくりに転向し「aso-biz」サービスを開始。2022年9月に法人化し代表に就任。表向きは、リモートワーク、女性のキャリア、組織づくりに興味。だが実はゲームや旅行、日本酒と家が大好き。筋トレとファスティングは気まぐれ。受賞:令和3年度テレワーク先駆者百選(総務省)。

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